石岡瑛子展
先週中頃にソウイチロウさんがインスタに行った方がいいと投稿していたので、その場でチケットを取り人生で初めて東京都現代美術館に足を運んだ。
宇垣美里さんがラジヲで話をしていたり、インスタやツイッターっで話題になっていたりと頭の片隅にあったが強烈なポスターの印象のみで石岡瑛子という存在は今まで知らなかった。
どちらかというと、ポスターのからはアバンギャルドな印象を抱いたので、苦手な分類かなと思った。
入った瞬間から、ああ、こんなすごい人がいたのかと圧倒された。
血が汗が涙が表現できるか。
世にはこれほどに強い意志を持って強い表現を行うことができる人がいるのかと。
キャッチコピーも石岡さん自身が考えていたのだろうか。
言葉も一つの媒体としていたのだとすれば意味のない悔しさが生じる。
全体的にえぐられたのだ。
会場内に響く石岡さんの声。
これがないと生きていけないってくらいのもの。
私が持っていないもの。
憧れの気持ちだけでなあなあにしてきたもの。
現在の自分のつまらなさに目を向けさせ、抉り取ってくる言葉。